6月6日 『変わる風景』
僕には凄く好きな町があるのだけど、年を追うごとにそんな町も変わってきている。
小学校は知らない間に建て替えているし、小学校近くの田んぼは少なくなった。
子供の頃に走り回っていたグラウンドは知らない会社の寮になったし、住んでいた団地には立派なマンションが建っている。
だから当然足の骨を折った公園も無くなっているし、小さい頃の思い出が沢山詰まっている西友の屋上には立ち入り禁止の看板が立っていて、僕の事を「おいボウズ」と言って少し怖いなと思った八百屋も無くなってる。
よくお菓子を買ったしろがね屋は無くなっていて、隣にあったたちばな屋はまだあるみたい。
そんな事を昔から変わらないでいる団地の中にあった公園で思い出している。
というかこの公園があまりにも変わっていないので色々な事を思い出してしまっている。
数十年ぶりにベンチに座ると不思議と目の前の木に秘密基地を作った事や、ジャングルジムに登った事を思い出して、それがついこの間の様に感じる。
それなのに少し目線を遠くにやると見慣れない景色が飛び込んでくる事が不思議で仕方ないよ。
だけど今みたいにふと感じる懐かしさはこれからも変わらないのかな。
そうであって欲しいけど。
これからもここには度々来るのだろうなと思う。
その時も今日みたいな気持ちになれたらいいなと思った。
6月24日 『なれないイヤーズe.p.』
ここ数ヶ月かはダブステップ周辺を良く聴いていた。
最近はオススメしてもらった環Royやokayafricaというサイトでアーティストが選曲したアフリカ音楽を聴いてる.
アフリカ音楽は何処から聴き始めれば良いか分かりにくいからこのサイトは本当にお勧め。
tune-yardsや!!!のニックオファー、kyla
rose-smith、jon theodoreがDESMOND&THE TUTUSがセレクトした音源を特に良く聴いてる。
後者の3人(組)は選曲してる人自体を知らないのだけど曲が良いので,本人達もきっと良い音楽を作っているのだと思う。
近いうちにチェックしてみる。
僕はというと昨年は『なれない』、今年に入ってからは『ワンイヤーズ』というタイトルで音源を作ろうと録音を繰り返していたのだけど、どちらも途中で頓挫した。
毎回こんな感じなのでどうしようもないのだけど、春が過ぎてやっと形にする事が出来てき
た。
相変わらず歌は下手くそだなぁと悲しくなるけど形になってきた事は嬉しく少し安心もした。