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2014年1月



1月8日  『次のLIVEを前に思う事

歌の中でも言った事があるけど、僕が作る曲は仕様もない曲ばかりだなとLIVEが決まる度に思う。(自分にとって大事というのは当然なのでおいておいて)

バンドの頃は楽しんで欲しい、笑い合いたいそれが1番。
どうしたら面白いか、僕は笑えるか、メンバーは笑えるか、聴いた人は笑ってくれるかが1番でその根底に僕のどうしようもなさ、やりきれなさがちょこっと顔を出していればいいやと思ってた。

1人で作る様になってからも人前で歌う時に思うそんな理想は何も変わらないのだけど、自然に作ろうと思うと色濃く僕が出てきて、形も変わってきた。(僕しかいないのだからそりゃ当然なのだけど)

良いか悪いかは分からないけど思い描いていたものとはかなり離れたなぁと思う。
まあこれも嫌いじゃないんだけど。

1人になってからもたまにLIVEに誘ってくれる友達がいて、その度にバンドアレンジにしてみたり、編成を色々と変えたりと誰かに助けてもらいながらやっている。

嬉しい事にまたLIVEに誘ってもらい歌う事になった。

そんな話があってからどんな顔して何を歌えばいいかをいつもと同じ様にやっぱり考えているんだけど結局は分からないまま。


誘ってくれたはバンドをやっていた頃に知り合った杉田くん。
彼もバンドから離れて1人で歌っているみたいだ。

今回は1人で僕はこんな事があったよと話す様に歌えたら良いなと今は思っているよ。



1月22日

つい先日久しぶり(前回会ったのは夏だったかな)に会った友人に「最近どう?」的な事を聞かれ、僕はいつものように親指を立て《なにも変わってないよ》と口には出さずに笑ってみせた。

大きくは何も変わっていないのだけど、些細な事までを言えば常に変わってるから長くなりそうだし、今度ゆっくりなんて思いながらその日は帰った。

だけど次はいつになるか分からないよなーと思ったので最近の話を少し。

短い時間だったけど話した中で「今日は歩いて来たんだよ」と言ったら驚かれた。
家から目的地までブラブラと5時間ほどかけて歩いて行った。
別にお金がないとか、ケチってる訳じゃないんだよ。
最近は歩くのが楽しくて仕方がない。

少し前は自転車で移動するのが楽しくて、今まで電車じゃないと行かなかった様な場所へ自転車で行ってみたりした。
電車の窓から眺めても気がつかない町並みや匂いを感じながら走る事が新鮮だった。

歩くようになると今度はお店で働いている人の顔や話し声も聞こえてきて、なんとなくこんな感じの人なのかなと考えてみたり、自転車だとふわっと一瞬で過ぎてしまった匂いもより鮮明に感じられて「ここのパン屋は美味しそうな匂いだな」とか「この通りの匂いはいつか住んでいた町と似てるな」なんて思い巡らせる時間が楽しくなった。

いま書いていて歩く様になったきっかけはなんだったのだろうと振り返って考えてみると、前にここでも書いた『虫眼とアニ眼』を読んでからじゃないかなと思った。

そんな『虫眼とアニ眼』を読んだきっかけは夏に『風立ちぬ』を観たからで、映画を観ようと思ったのはテレビで映画『風立ちぬ』の特集を見たのがきっかけだった。

ふとそういえば『風立ちぬ』を観た後でここに何か書いたよなと以前の日記を読み返してみたら、映画を観た後の僕は「今年の夏の過ごし方が変わる様な気がした」と書いていた。

夏どころかその後もきっかけはずっと繋がっていて、今はカメラを片手に思い入れのある場所なんかを歩き、その場所の事を書き残してまわっている。(観光地に置いてある様な地図の僕版を作りたいとふと思って)

何になるのか目的も分からないけど、それは曲を作る時の感覚と似ていて、そんな事をひたすらやっている。

次に会った時にはカメラを片手に撮り、書きためるようになったきっかけの話しもなんて思ったりするけど、結局親指を立てて笑ってるだけかもね。



1月28日  『久しぶりのLIVEを終えて』

店から出たら陽射しが眩しくてモグラになってしまったかの様な気持ちになった。

久しぶりに長い時間話して(お主に音楽の話)やっぱりこういった時間がないと駄目だなと思った。

1月26日は久しぶりのLIVEでした。
聴いてもらえて嬉しかった。

最初に書いたのはLIVE後にそのまま友人、仲間に無理を言い付き合ってもらい久しぶりに徹夜明けの朝の景色を見た時の気持ち。

LIVE前は日が近くなるにつれて落ち着かなくなってきて、前日はずっとフワフワしっぱなしで「そうそうこんな感じだったなぁ」なんて過ごしていたよ。

終わったら終わったでなんだか心にぽっかりと穴が空いてしまったかの様な気持ちでいる。

日頃いつも言いたいなと考えている事はLIVE中につたないながらも伝えられたと思うのでいいかな。

今日は「すぐに次のLIVEあるんでしょ!」(この次のLIVEはギターのサポートで)と言われて気持ちを切りかえないとなぁとやっと思えています。

とりあえず久しぶりの弾語りはそんな感じだったよという報告を。