まるで僕の頭の中みたいだ
■チャクラ
お気に入り盤『さてこそ』←私的名盤入り確定だ。凄く好き！
お気に入り曲『まだ』
チャクラは数年前に『福の種』を聴いて良いなと思い、聴きたいリスト（良い音楽に出会った時にはメモに残す様にしている）にも書いたんだ。
なのにずっと後回しになってしまっていた。
そしてメモの存在すら忘れてしまうのだから意味がないね。
XTCを初めて聴いた時と近い、衝撃を受けている。
『ちょっと痛いけどステキ』のイントロからAメロのアレンジなんてまさにXTCの様だし、サビのひらける感じは最高だ。（妖怪道中記みたいなメロのところ。初期ポンキッキっぽくもある。）
そして大サビ前の展開で期待してあがる。
アレンジの隅々まで耳を向けてしまう。凄く濃い。
『いとほに』の実験的なのにポップソングとして聴けてしまう辺りに脱帽してしまう。
どこの国の音楽か分からない多国籍感。
さまざまなジャンルの音楽を詰め込むバランスが絶妙。
『微笑む』のさり気なく粋なギターも好きだ。
本当に隅々まで聴き逃したくない、聴き逃せない音楽だ。
■小川美潮
お気に入り曲『これからのむこう』『おかしな午後』『Deer Mr.Optimist』『デンキ』
チャクラの『まだ』や『Free』のサビを聴いて恋をした時と似た感覚になった。
ソロの曲を聴いたら、一緒に帰る事それだけを夢みていた恋を少し思い出せた気がした。
小川美潮さんの声、歌い方が凄く好きだ。
メロディーラインもたまらない。
塞げずにポッカリと空いている隙間に、その都度形を変え、すっと入り込み寄り添ってくれる。
そんな音楽だと僕は思う。
■仙波清彦とはにわオールスターズ
お気に入り曲『体育祭』『明るいテレンコ娘』『たたみホッペタ』『水』
仙波清彦とはにわオールスターズはウリチパン郡と似た雰囲気を感じて好きだと思った。
リズムのアプローチが抜群に格好良い。（技術、知識、発想、遊び心に脱帽）
アンサンブルの楽しさに溢れている。
グスターボ・ドゥダメルが指揮をするオーケストラみたいだ。
チャクラをきっかけに知る事が出来たこれらの音楽だけど、これまでにも何度か、掘り下げ見つけるチャンスはあったはずだ。
好奇心と探究心、掘り下げる事をやめては駄目だなと改めて感じているよ。
まあ出会うタイミングってのも大事だけどね。
■cero
お気に入り盤『WORLD RECORD』『Obscure Ride』
今年の始めだかにceroは1stが好きで、昨年よく耳にしたシティポップの影響を色濃く受けた音楽はもうお腹いっぱいと書いた。（読み返して嫌なやつだなぁと思ったよ）
cero『Obscure Ride』を聴いた。
謝りたい気持ちでいっぱいだ。
でもやっぱり2ndにはあまりグッとこないんだ。
今作を聴いたら段階を踏んでいる感じが凄くした。もの凄く誠実。
2ndがあっての今作。
まあ当たり前なのだけど、その飛躍の仕方もまた凄い。
驚いた、感動した。
そして僕が1番謝りたいのはceroをシティポップと簡単に言ってしまった事だ。
次のステップへ向かおうとしているJ-POPを聴いた。
そんな気になってしまい、嬉しくて仕方が無い。