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2013年10月



10月3日  『夏の話』

気がついたら夏は来ていて、あっという間に去っていった。
昨日の夜は窓に吹きこんで来る風がひんやりとしていて、季節が変わりそうな気配を感じた。(9/17の記録)



それがもう2週間も前なので驚いた。
そういや外に出ると金木犀の香りがしている。
もう秋か。早いな。
気持ちはまだ夏のまま置いてけぼりな気でいる。

9月はbaycampという川崎で開催されるフェスにふと行ってみたり、今年の夏に沢山聴いて過ごしたでんぱ組.incの野音LIVEをチケットがないので会場の外で聴いたりした。

あとはギタリストが抜けてしまう前にとmothrcoatを観に行った。

素晴らしいLIVEだった。

8月31日を過ぎると夏が終わってしまった様な気持ちになったので、それを気温や匂い、空気の変化で実感する前にと祖母の家へ風鈴の音を録音しに行ったり、プールで遊ぶ子供の声などを録音した。



10月20日  『アイドルについて』

今年の夏はでんぱ組.incばかりを聴いて過ごし、気がついたら金木犀の匂いもしている。

長袖に薄手のカーディガンを羽織っても寒いなんて日も多くなってた。

今日は冬を感じさせるような雨の中、女子大の文化祭にでんぱ組.incを観に行った。
もうみんなキラキラしていて凄い。

でんぱ組を初めて聴いた時にはこんなハマると思わなかったのだけど、『でんでんぱっしょん』『ノットぼっち…夏』を聴いて曲がなかなか面白いなーから入って、「このちょっと抜けた声良いなー最上もがと言うのかー、えいたその声は聴くと元気出るなー」なんて思いながら『sabotage』(ビースティーボーイズのカバー)で歌に気持ちがちゃんと乗っている熱量に気づかされて、そこからは一気に好きになってしまった。

LIVEを観たら未鈴ちゃんの映像では気がつかなかったキラキラした感じが凄くて(同じく初めて観た友達も1番輝いていたと言っていた)次はいつLIVEに行こうかと考えてるくらい。

そんな訳ででんぱ組.incばかり聴いて過ごしています。



10月22日

いいなーと思う作品を作っている人や魅力的だなぁと思う人がいると、その人がどんな感覚や視点で物事を見ているのか、どんな事を考えているのかが気になる。

直接話せたら良いなぁなんて思うのだけどそれは無理な話なので、音楽や本、映画ならインタビュー記事とかアイドルならブログとか読んだりする。

TVで気になる人のドキュメンタリーがやっていれば録画しておいて、何も手につかない時なんかに見ると少しやる気が出たりする。

昨日はプロフェッショナル仕事の流儀『藤子・F・不二雄』を見て心に残った言葉が沢山あった。(改めて漫画を読んでみようと思った)

ブログやインタビューを読んでTVに映る印象、CDで聴いた印象とあまりにもかけ離れていると一気に興味が半減してしまう。(滅多にそんな事はないのだけど)

どうしたって滲み出てきてしまっている所に魅力を感じるし、好きだなぁと思わせる何かがあるのだと思ってる。



10月28日  『顔』

夜散歩の途中に数ヶ月前にも座っていた公園のベンチにいる。(その時の事をここに書き残していたかも覚えてないけど)

数ヶ月ぶりに歩いてみたら子供の頃にお菓子を買いに通っていたタチバナ屋がなくなっていた。

ついこの間歩いた時には同じくお菓子を買いに来ていたシロガネ屋がなくなっていて、「タチバナ屋はまだあるな」なんて思っていたのに。

今はもうなくなってしまった八百屋もシロガネ屋もタチバナ屋も店構えが良かった。

どの店も前を通れば店主のおじさんの顔が見えたし(時にはお客さんと話す声も聞こえた)、どんな商品が置いてあるのかも分かった。

ぼんやりとだけど今でも顔が思い出せる。

新しく建設されたおしゃれなマンションや商店街に出来たよく見る様な居酒屋、整地されて綺麗になった公園も面白味が全くない。

ジャングルジムや登り棒に登れない様にテープで巻かれていたり、砂場に柵があったりする公園も最近は見かけるから此処はまだ良い方なのかもしれない。

砂場で猫や犬のウンチを掘り当ててしまったり、遊具で怪我をするなんてのみんな経験すれば良いのにな。(※僕も滑り台から飛び降りて足を折った事があるよ。それがきっかけで父親がパチンコを止めたのは別の話で)


便利さで言えば随分と住みやすくなったし、昔のままが良いなと思う訳でもないのだけど、何処を歩いても同じ様な景色ばかりになってしまう事を少し寂しく思った。