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2016年10月

 

 

10月17日  『2016年10月17日 午前1時50分』

最近の出来事を少し。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を観てたまらない気持ちになった。

もっと早く観れば良かった。

 

感情が振り切れて涙も枯れた。(お涙頂戴的な作りの作品かと構えていたけど全然そんな事はなかった。)

観終わった後に振り返った過去はその全てが愛おしかった。

 

そしていまは『横道世之介』を観終わったところ。

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を観た時と同様に生きている事の愛おしさで胸がいっぱいになってる。

 

今すぐに家を飛び出し思いっきり深呼吸をし、いまこの瞬間の匂いを感じながら叫び走り、転んで血を流し、その痛みを笑いたいそんな気持ち。

どこか冷静な気持ちがそうさせず、勢いそのままに書く事で発散してる訳だけど。

 

それにしても高良健吾が良かったなぁ。 この作品で一気に好きになった。

そして吉高由里子がより好きになってしまってる。(今日の夢に出てこないかなー)

 

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』と『横道世之介』のおかげでちょっと良い感じ。

 

 

10月18日  『昨日からの続き』

今日は『キツツキと雨』と『南極料理人』を観た。

昨日の『横道世之介』があまりにも良くて余韻がまだ残っているので同じ監督の作品を観てみようって事で。

あとは劇場版『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』を観る事を渋っているからってのもある。

終わらせてしまう事が惜しく寂しい。

『キツツキと雨』も凄く良かった。

ひとつひとつのきっかけが良い方向へ転がり話が進んで行く。

現実だったらこんな奇跡的な展開は起きないだろうと思ってしまうのだけど(それをしょうがないと納得しながら生活をしてしまう訳なんだけど)、映画を観終わった今はそんな事ないかもなんて少し思えている。

映画の冒頭で生気を感じさせない小栗旬が演じる田辺幸一(映画監督の役)も監督になった時は活力に溢れていたのかもしれない。

映画の後半で力強く監督をやり遂げた田辺幸一は成長したというよりも、次第に失ってしまった気持ちを取り戻していくようにも感じた。


自分の力だけじゃなく周りの人達と関わる事で取り戻していくのが良かった。 そして周りの人も同じ様にだんだん取り戻していく。

そんな連鎖を奇跡ではなく日常だと思いたい。

映画を観ながら同じ様に取り戻していく感覚になった。

『南極料理人』もまた良い。

どの作品もなんてことはない日常を丁寧に映し、ふと気が付き「良い日だな」と思う瞬間にしっかりと光があたってる。 


宮崎駿が「この世は生きるにあたいするんだということを伝えたいと思って作っている。」と何処かで言っていたけど、そう感じさせる映画だと思った。


昨日の『横道世之介』もそうだったけど、観終わった後に誰かと話がしたくてたまらない。
しかし高良健吾いいなぁ。

次は彼が出ている作品を観ていこうかな