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2016年2月

 

2月1日

今年に入ってから基礎練習をひたすらやっている。

フォームからピックの持ち方などを色々と試し、クリック練習もひたすら。

ガッチガチにやった後、脱力して自由にやれる様になれたら良い。

今さら気がついた。


今日は『崖の上のポニョ』が出来るまでのドキュメンタリーを観ていたのだけど印象に残った言葉がいくつもあった。

アニメーターが書いた原画をつまらない絵だと言いながら

「子供っていうのはこういうキャラクターだと思い込んで書いてる人達がもの凄く多い。見る方もその方が安心する。そういう馴れ合いによって通俗文化は出来上がってる。それを少しずつ潜り抜けてやる。それがなかなか届かない。」

とか

若いアニメーターの方へのアドバイスで
「自分の中に漫画のやり方とか染み込んでいるからそれをこういうもんだと思ってやらないようにしないと。せっかく努力したって何処かで見た事がある物になってしまうからそれは気をつけないとつまらない。」

忘れないようにしようと思った。

他にも今日はTVでやっていたハンセン病特集の中での「人間は生きようとすれば常に光明はある」といった多く言葉も強く残った。
相変わらず知らないでいる事ばかり。

 

 

2月11日  『Vundabar』

「好きな感じ」止まりだったVundabar熱が急に高まり気持ちが高揚して遅寝早起き。

スタジオで試したい事も見つかったのでもう眠れないけど気分的には凄く良い。

 

目が覚めてからYouTubeでずっとVundabarのLIVE動画を見ている。

 

2013年は全く魅力を感じないのに2014年前半辺りから抜群に演奏やアレンジが良くなっていて驚く。

『Greenland』て曲の演奏認識の変化が見ていて分かりやすく面白い。

そして2015年はとにかく良い。

 

今年の活動が楽しみで仕方がない。

 

 

2月13日  『春を感じた日』

一戸建ての売地前で案内をする人がパイプ椅子に腰掛け気持ち良さそうに寝ていたので、風に揺れて隣に立っていた『日当たり良好』の幟旗に間違いはないなと思いました。

春ですね。

 

 

2月15日  『夢の中の音楽』

夢の中の曲を起きてすぐボイスメモに記録するという天才エピソードっぽい事をした。

時間が経ってから聴いてみると『こんがらがってしかくで~こんがらがってまんまるで~、わーいわいわい、わーいわいわーるど~』という演歌調のメロディが記録されていて愕然とした。

これが天才と凡人の差。

 

 

2月24日  『おじいちゃんのウイスキー』

風邪が長引いて寝苦しいからかウイスキーを飲みたいと思った。
最近はLIVEの後や誰かと会った時、または出来が良かったスタジオの帰り道に飲みたくなる位なのでこんな気分は珍しい。

サントリーのオールドはおじいちゃんが飲んでいたイメージだ。

そんな思い出を掘り返してさらに飲みたくなった。
ウイスキーが飲みたくなったのが先かおじいちゃんを想った事が先かは分からないけどそんな気分だった。

おばあちゃんは「お酒なんて気分だからね」と一緒に飲んだ時には必ず言う。

そして「うんちくや能書きなんてどうでも良い。分かんない」と戯けて僕を見て舌を出しながらウインクをする。

そんな表情が頭に浮かぶ。

落ち着いた雰囲気のBARで良いと言われるお酒なんかを飲んでみたいなーとたまに思うけど結局それも気分だ。

今はおじいちゃんが飲んでいたウイスキーが飲みたい。

そんな事を考えながら布団の中で眠れるのを待っている。  

 

 

2月25日  『青春欠乏症』

相変わらず今日も体調が悪い。

遠足でおやつのラムネを『これは薬だ』と渋い顔をしながら子供達が食べていた。

そんな話を聞いた。

なんだか懐かしくなってほんの少し嬉しかった。

そんな単純な出来事で低い気温も許せそうだから不思議だなと思う。

少し余裕が出来たからか映画が見たい気分。

普段は好きな映画を繰り返し見る事しかしないのだけど今日は『みなさん、さようなら』と『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』を借りた。

保険として好きな『遠い空の向こうに』も。

見てみたい『サンドロット』は置いていなかった。

家に着く前に蒸れたマスクを外して呼吸をしたらたまらなく冬だった。

風邪が治りそうな匂いがしている。

 

 

2月28日  『SATURDAY NIGHT at FEVER vol.1』

昨夜の興奮が収まらず他の音楽が耳に合わない。

hei tanakaはチンドン屋が各国へ音楽旅行をしながら時にはタイムスリップをしたりして、気がついたら得体の知れない音楽集団になっていたそんな印象。

面白く格好良い!

トリプルファイヤーの研ぎ澄まされた演奏と表面上の緩さ柔らかさに隠された鋭利な言葉でえぐられっぱなしだった。

最高に格好良い。

トクマルシューゴが日本のコンフォーションズと書いていたのが凄くしっくりきている。


そしてトクマルシューゴは何処まで行ってしまうのだろうかという感じで感想なんて何も出てこない。

毎回驚かされてこんな音楽があるのかという幸せと悔しさでいっぱいだ。

そんなんだからハードルがあがりすぎていま何を聴きたいのか選べずにいる。

こうなったら全く違う部分で気持ちを揺さぶる音楽を探す以外はないのでBISを今は聴いてる。

これだ!といった感じで驚いてる。

音楽ってこんな良さもあるよねと嬉しくなってる。

どっちも好きで良かった。